韓経:【社説】「最後の砦」サムスン電子まで…韓国経済「来るものが来た」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.27 12:57
韓国経済を牽引してきたサムスン電子の営業利益が4-6月期には前四半期比で減少に転じる見通しだ。携帯電話販売などが振るわず半導体景気も停滞状態に入り収益性が悪化しているためだ。
サムスン電子の業績上昇傾向が予想よりもはやく鈍化することが予告され、経済界では「ついに来るものが来ている」というため息が出ている。韓国経済を牽引してきた造船、重工業、自動車など主力業種が苦戦している状況で柱の役割をしてきた電子業種まで限界を表わしているためだ。韓国経済はこの数年、半導体業種を除けばマイナス成長をしていると言っても過言ではないほど半導体への偏りが激しかった。これに代わる新たな成長動力もこれといって見当たらない。そのため半導体景気の鈍化は韓国経済の危機につながるという懸念が大きい。