韓経:電子・造船・タイヤ・太陽光「業種問わず」…同時多発希望退職が始まった=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.17 13:08
韓国の大企業で役員社員が人員削減の嵐を避けられずにいる。希望退職のニュースは業種と関係ない。過去最大の業績を記録した会社まで人員削減に出るなど不況に備えた先制的構造調整に入った。金融危機以降で最大規模のリストラが進められるのではないかと懸念の声も出ている。
大企業が人員削減など緊縮経営に乗り出す理由は簡単だ。来年以降事業がうまくいくという保障がないからだ。保護貿易主義強化など企業をめぐる対外環境はますます悪化している。公正取引法と商法改正を通した大株主の権限縮小の動きなど企業経営を固く締めつける悪材料も多い。急激な最低賃金引き上げと労働時間短縮(週52時間労働制)なども負担だ。