【社説】韓米、「不和説」沈静化して北朝鮮非核化に向けた緊密連携を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.07 08:22
ベトナム・ハノイでの2回目の米朝首脳会談が決裂した後、韓米の対北朝鮮政策は歩調が合わず、両国間の不和説が出ている。AP・ブルームバーグなど米メディアは「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長寄りに立つ」と分析し、トランプ大統領との「決別説」まで提起した。しかし青瓦台(チョンワデ、大統領府)は韓米関係について「水が漏れるスキもない」と否認している。
文大統領はハノイ会談決裂の翌日、三・一節(独立運動記念日)演説で「開城(ケソン)工業団地と金剛山(クムガンサン)観光の再開を米国と協議する」と明らかにした。4日の国家安全保障会議(NSC)全体会議でも「昨年合意した南北協力事業を迅速に準備してほしい」と述べた。趙明均(チョ・ミョンギュン)統一長官は直ちに「開城工業団地・金剛山観光再開案を出して対米協議を準備する」と報告した。