韓国、先進国の仲間入り果たしたが体感しにくい1人当たり国民所得3万ドル
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.06 06:52
韓国経済が1人当たり国民所得3万ドル時代を開いた。だが、祝砲をあげるには厳しい状況だ。国民が肌で感じる所得水準とは乖離しているからだ。雇用状況は良くなる兆しが見られないばかりか所得両極化も進み、中途半端な成果だとの指摘だ。
韓国銀行は昨年1人当たりの国民総所得(GNI)が3万1349ドルで前年(2万9745ドル)より5.4%増えたと5日、発表した。ドル基準で2006年2万ドルを突破してから12年ぶりに3万ドルの高地に上がった。これで韓国は1人当たりGNIが3万ドル以上であり人口は5000万人以上の「30-50クラブ」に世界で7番目に名乗りを上げることになった。