【コラム】韓国シルムが日本の相撲に及ばない理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.04 07:46
相撲は日本を象徴するアイコンだ。日本の代表的な食べ物の寿司とともに日本を知らせるのに大きな役割をしている。日本の国技の相撲は21世紀にも人気を維持している。最近は人気が以前ほどではないと言われるが、今でも大相撲が開催されるたびに国内外から多くの観客が集まる。入場券は2100円-1万4800円ほど。相撲は毎年、奇数月に開催される。1、3、5、7、9、11月の年6回だ。うち3回は日本の首都・東京で開かれる。残りの大会は大阪や福岡などだ。
相撲は常に人気があったというわけではない。若者離れで危機を迎えたりもした。しかし21世紀にも相撲が健在である秘訣は別にある。何よりも早くからプロ体制を導入し、政府と相撲協会・メディアが力を合わせて盛り上げてきた。毎年決まった時期に一定の場所で開催されるのも相撲の人気の秘訣だ。東京の都心にある両国国技館は1984年に建設された相撲専用の施設だ(来年の東京オリンピックではここでボクシング競技が行われる)。相撲専用施設が最初に建設されたのは1909年だった。しかし1945年に戦争で焼失すると、1985年に1万1000席規模の相撲専用アリーナを建設した。