韓経:韓国ゲーム最大手のネクソン、中国テンセントに売却の可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.03 09:40
NXCの金正宙(キム・ジョンジュ)代表は1994年にKAIST電算学博士課程を6カ月でやめゲーム会社ネクソンを創業した。大規模多人数同時参加型ゲーム(MMORPG)『風の国』をヒットさせ韓国のオンラインゲーム産業の基礎を固めたという評価を受けている。ネクソンは『クレイジーアーケード』『メイプルストーリー』『カートライダー』『サドンアタック』『ダンジョン&ファイター』など大型ヒットゲームを輩出し韓国を代表するゲーム会社に成長した。金代表がこのように育てた会社を売却することにしたのは異例というのが業界の評価だ。
◇ゲーム業界「来るものが来た」
金代表は韓国のゲーム産業の未来は明るくないと判断したとみられる。李洛淵(イ・ナギョン)首相は昨年11月、「コンテンツ輸出の半分以上を担うほどゲーム産業が大きくなった」と讃えたが規制緩和議論は遅々として進まない。むしろ政界はモバイルゲーム決済限度制限、青少年の深夜時間ゲーム利用を禁止するシャットダウン制の拡大、ゲームの射幸産業分類など規制を強化する動きを見せている。