韓経:「革新DNA」消えた韓国ゲーム産業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.08 11:49
中国だけで年間1兆ウォン(約900億円)を売り上げるオンラインゲーム「クロスファイア」の開発会社スマイルゲートは、相次ぐ興行の失敗により今年創立14年で初めて人材削減を行った。中堅ゲーム会社のWemadeエンターテインメントは上半期に全社員の3分の2を送り出した。創業者のキム・ジョンジュ会長が不正疑惑で起訴されたネクソンは泣きっ面に蜂で、扇情性の論議に巻き込まれながら4年間で300億ウォンをかけて開発した「サドンアタック(SUDDEN ATTACK)2」を発売3カ月でサービス終了を決めた。
韓国ゲーム産業が揺らいでいる。1996年に世界初のグラフィックオンラインゲーム「風の国」を出し、一部有料化という革新的な収益モデルを開発するなどオンラインゲームで「最初」の歴史を刻んできた韓国ゲーム産業が20年で最大の危機を迎えている。