金正恩委員長、KTXに乗る?…文大統領、平壌15万人歓待に匹敵するイベント検討
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.04 13:15
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が2日、機内懇談会で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の年内答礼訪問の可能性を開いておいた。しかし金委員長が実際に訪韓する場合、首脳間で議論する議題のほか、警護や儀典が大きな課題になる見通しだ。金委員長が韓国戦争(朝鮮戦争)以降初めて韓国(板門店除く)を訪問する北朝鮮の指導者となるからだ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「急げば10日間から1週間以内に答礼訪問の準備を終えることができる」とし「我々ができるラインで準備をしている」と伝えた。
青瓦台が最も苦心しているのは金委員長の安全問題だ。文大統領は懇談会で「おそらく金委員長のソウル答礼訪問について北側が最も考慮する部分が警護や安全の問題ではないだろうか」と述べた。北朝鮮は最高指導者の動きを露出しない。金委員長が列車で訪中した当時も大きなシートを設置して姿を隠した。青瓦台関係者は「金委員長個人の警護チームだけで約100人」と説明した。金委員長が訪韓すれば極秘で移動するのが難しいうえ、保守団体の激しい反対デモが行われるはずで、これに対する北朝鮮側の負担感が相当あるという。