韓経:「友軍」消える危機…ゴーン会長逮捕、ルノーサムスンにも火の粉降りかかるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.21 09:12
ルノー・日産アライアンスのカルロス・ゴーン会長が逮捕された事件で韓国の自動車メーカーであるルノーサムスン自動車が影響を受けかねないとの観測が出ている。ルノーと日産に不和が生じれば間に挟まっているルノーサムスンが影響を受ける可能性が高いためだ。ルノーサムスンに友好的なゴーン会長が失脚すれば釜山(プサン)工場の生産台数が減る恐れもあると業界はみている。
ルノーサムスンの大株主は株式の80%を持つルノーだが、同社の生産台数の半分を占める製品は日産の小型スポーツ多目的車(SUV)「ローグ」だ。ルノーサムスンは2014年から米国輸出用のローグを委託生産している。ルノーサムスンが昨年生産した26万4037台の車のうちローグは12万3202台だった。ルノーサムスン全体の生産台数の半分近い46.7%を占める。ルノーと日産の不協和音がルノーサムスンの生産台数減少につながる可能性が高いというのが専門家らの分析だ。