韓経:トヨタ、史上最大の純利益…現代車はウォン高・在庫で大苦戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.06 09:29
日本トヨタ自動車の2019年第1四半期(4-6月期)の連結決算で、営業利益は昨年同期に比べて19%近くアップした。同期間、韓国現代自動車の営業利益(4-6月期)は30%近く急減してトヨタとは対照的だった。韓国と日本を代表する二つの自動車メーカー間の悲喜が交錯した理由は何か。市場からは「ウォン高および円安現象」以外にトヨタのコスト削減努力が光ったという分析が出ている。
◆史上最大の純利益を記録したトヨタ
5日、業界によると、トヨタの4-6月期の売上は7兆3627億円で前年同期比4.5%の伸びとなった。営業利益は18.9%増となる6827億円を記録した。当初、6300億円台に達するだろうという市場の予想値をはるかに上回ったかたちだ。当期純利益(6573億円)は史上最大値だった。トヨタは今年、グローバル販売展望値を1050万台としていた。日本リサーチコンサルティング会社TIW(ティー・アイ・ダヴリュ)の高田悟アナリストは「トヨタは北米市場で相対的に良好な販売実績を示し、中国での販売も着実に伸びている」とし「競争会社に比べて優れた競争力を維持している」と評価した。