世界市場75%がシステム半導体なのに…韓国のシェアは3%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.15 10:28
忠清北道陰城(ウムソン)にあるDBハイテクの上隅(サンウ)工場は2001年からシステム半導体を量産している。音や圧力・温度・電力などアナログ信号をデジタルに転換する半導体を主に生産している。注文が集中すると一つのラインで30~40種類の製品を生産できる柔軟な対応力も備えている。昨年の実績は売上6797億ウォン(約672億円)、営業利益は1432億ウォンだった。市場調査機関のIHSによると、同社の売上はファウンドリ(受託生産)半導体メーカーで世界9位だ。だが、世界1位の台湾のTSMC(約29兆ウォン)の2.2%にすぎない。そのうえ、同社は累積赤字が3兆ウォンを越える。
DBハイテクは韓国「システム」半導体の現状を象徴的に示している。半導体強国だと自慢はするが、厳密に言うとただの「メモリー強国」にすぎない。