GM韓国、群山工場閉鎖で…部品会社の数億円のロボットは処分?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.04 14:15
先月4日午前、全羅北道群山(クンサン)のC社の工場。勤務時間だが、工場は静かだった。照明のスイッチを上げると、自動車部品製造用のロボット56台が姿を現した。韓国GMの準中型車両(ラセッティ・クルーズ)用部品加工設備だ。
C社はこのロボットを1台あたり6500万ウォン(約650万円)で購入したという。ロボットが製品を加工する時に加工の位置を決める補助用品(ジグ)を含めると1台あたりの投資額は約1億ウォンにのぼる。一部のロボットは包装用テープも除去していない新品だが、韓国GMが5月に群山工場を閉鎖したことで処分される状況だ。