【社説】韓国、人口災難始まった…少子化対策のパラダイム転換を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.29 13:32
「人口絶壁」時代が可視化した。韓国統計庁が数日前に相次いで発表した「2017出生統計」と「2017人口住宅総調査」の結果は慢性的な少子化が労働人口の減少をまねいて成長動力の限界を迎えることになるというシナリオを実際の数値で示している。根本的な少子化対策を急がなければ「人口災難」を予防することができないという厳しい警告と言ってもいい。
昨年、韓国で生まれた赤ちゃんが35万人台に下落し、合計特殊出生率が過去最低の1.05人まで低下した。人口維持のための2.1人の半分水準だ。さらに大きな問題は、今年4-6月期は0.97人で、今年全体の出生率が0人台に落ちるという点だ。このような傾向なら、2027年からは人口減少が始まるだろうとの見通しだ。まさに暗たんたる未来だ。