次第に減る韓国の30代以上の献血人口…韓国29%、日本78%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.11 15:08
京畿道始興市(キョンギド・シフンシ)に住むイム・ジョングンさん(60)は8日、生涯で553回目の献血をした。献血参加だけで40年だ。「持てるものはなくても困った人を助けたい」と思って始めたことがいつのまにか習慣になった。今でも1カ月に2回は隣人のために献血に向かう。健康な身体を維持するためにマラソンに休まず参加する。だが、ジョングンさんは献血するたびに残念なことが多いという。「献血に行くと若者だけしかいなくて残念です。周辺に献血を勧めても、皆、拒否します。40代、50代と年齢が上がるにつれて献血をしなくなるようです」
血液不足が徐々に現実のものになっている。全体国民に対する献血者を示す献血率は2014年6.1%から昨年5.7%に下がった。献血する人が2014年305万人から昨年292万人に減っている反面、血液を使った高齢者は2012年32万人から2016年41万人に増加した。