【社説】韓国、気象異変を念頭に置いた災難対応システムを急ぐべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.16 08:41
早くも韓半島(朝鮮半島)が猛暑に見舞われている。昼の最高気温は猛暑警報発令レベルの35度以上となり、熱帯夜で睡眠不足となる人が多い。熱中症で病院に搬送された人は先週145人と、1週間で3倍に増えた。気象庁は、韓国が北太平洋高気圧とチベット高原で加熱された高気圧の「熱ドーム」に閉じ込められ、今後長ければ1カ月間ほど記録的な猛暑が続くと予想した。
問題はこうした猛暑が韓国だけの問題でなく世界的な現象という点だ。日本では最近、西南部地域が1000ミリ以上の集中豪雨に見舞われて216人の死者が発生したが、今度は38度を超える猛暑のため数千人が搬送され、6人が死亡した。米国・カナダや英国など北半球のあちこちでも猛暑が続き、カナダでは猛暑で約70人が死亡した。