韓国では年間60万人が自殺企図…日本に比べて不十分な事後管理
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.05 09:04
先月17日、ソウルボラメ病院応急室に憔悴(しょうすい)した顔の男性が運ばれてきた。モーテルで極端な選択をしたLさん(34)をモーテルのオーナーが発見して届出た。患者は応急処置を受けて目を開けた。
この病院の自殺事例管理者イ・ダギョンさんがそっと近付いた。「気分はどうですか」。ためらっていたLさんはまもなく口を開いた。「アルコール中毒で治療中なのですが、なかなか寝付けずいつも苦しい思いをしていました。自分の人生がとても哀れで酒を飲んで思わず…」。