「上官が性的暴行」韓国海軍本部所属の女性大尉が自殺
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.26 09:46
海軍女性将校が友人に「上官から性的暴行を受けた」と明らかにした後、自殺した。海軍はこの上官を性的暴行容疑で逮捕し、正確な経緯を調べている。
海軍によると、海軍本部所属のA大尉は24日午後5時40分ごろ、自分の宿舎で遺体で発見された。A大尉は休暇から復帰するこの日午前、欠勤した。連絡が取れないため宿舎を訪ねた軍の同僚がA大尉の遺体を発見し、憲兵隊に申告した。A大尉は周囲には「このように去っていくことになるのか」「明日ごろ私はこの世の人ではないだろう」という内容のメモが散らばっていた。海軍憲兵は「外部侵入の跡はない」とし、自殺と暫定結論を出した。
遺族はA大尉の民間人の友人から「最近Aさんが電話で『上官から性的暴行を受けた』と言っていた」という話を聞き、これを海軍憲兵に知らせた。海軍憲兵は事件収拾のためA大尉の宿舎に行っていたB大佐を準強姦容疑で緊急逮捕した。B大佐は逮捕当時「問題があった」と述べ、一部の事実を認めたと、海軍憲兵は明らかにした。海軍憲兵によると、A大尉とB大佐は最近、部署の会食で深夜まで酒を飲んだ。