カンヌ映画祭最高賞の是枝監督、安倍首相の祝意を辞退
ⓒ 中央日報日本語版2018.06.11 15:15
今年のカンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督が日本政府の祝意を辞退したと、日本メディアが9日報じた。林芳正文部科学相が監督と対面して祝意を伝えたいという意向を明らかにしたことに対し、是枝監督は辞退する意思を明らかにしたのだ。
映画『万引き家族』で先月カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞した是枝監督は7日、ブログに「映画がかつて、『国益』や『国策』と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、大げさなようですがこのような『平時』においても公権力(それが保守でもリベラルでも)とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないかと考えています」とコメントした。