【コラム】マクロンの労働改革、文在寅の雇用政策
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.24 15:58
22日午後、パリのシャルル・ドゴール空港で1時間ほど機内で「足止め」を食らった。フランス全国で行われた公共部門のストライキに管制官など空港の労働者が参加し、航空機の離着陸が遅れたからだ。機長は案内放送で「航空機の出入り口を閉めてこそ管制塔から離陸時間が配分されるので不便であっても席に座って待ってほしい」と伝えた。じっとしているのは苦痛だったが、航空便の20%が欠航となっていただけにありがたいという思いが大きかった。
フランス公共部門の労働者のストライキは、昨年5月にマクロン大統領が就任してから3回目だ。「マクロン反対(Macron,Non)」と書かれたデモ隊の横断幕が街を覆った。マクロン大統領が推進する労働改革に反対するということだ。路線の違いのため別々だった9つの公共労働組合が10余年ぶりに手を握った。それだけマクロン発労働改革の強度が強く、抵抗も激しい。