「北朝鮮急変」背後説に怒る中国…「問題は韓米政策にある」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.21 08:24
トランプ米大統領が米朝首脳会談を中止する可能性にまで言及しながら態度を変えた北朝鮮の背後に中国がいると述べたことに対し、中国メディアは「幼稚な論理」と反発した。中国メディアは「北朝鮮の態度の急変は韓米の対北朝鮮政策に原因がある」とし、特に「米国は北朝鮮の変化に呼応せず、むしろ要求レベルを高めている」と指摘した。
日刊環球時報は19日の社説で「北朝鮮の態度が急変したことについて米国と韓国は中国のせいにしている」として「自らの対北朝鮮政策にその原因を探そうとしない」と批判した。また「中国背後説」に対し、「両国の世論と政界は単純で幼稚な論理を追従しているだけ」とし「中国はこうした論理を全く理解できない」と主張した。続いて「北朝鮮が驚くほどの譲歩をする中でも米国は一方的に北朝鮮により大きな要求をしただけで、北朝鮮の譲歩に対して速かに呼応しなかった」と「米国は北朝鮮に核兵器と長距離ミサイルの迅速な搬出などさらに『大きな贈り物』を要求した」と指摘した。