青瓦台「終戦宣言に中国が含まれる必要ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.02 14:46
南北(韓国・北朝鮮)首脳が年内に終戦宣言をして停戦協定を平和協定に転換することに合意した「2ステップロードマップ」を青瓦台(チョンワデ、大統領府)が改めて明確にした。南北首脳はこのために南北と米国の3者または中国まで加えた4者会談の開催にも合意したが、青瓦台は宣伝的な意味が強い終戦宣言の場合は中国の参加は必要でないという立場だ。
青瓦台関係者は2日、記者らに対し「韓国政府は停戦協定をなくす方式で終戦宣言と平和協定の2つの手続きを踏んでいく方針」とし「現実的に核問題もあり停戦協定をすぐに平和協定に転換するのは難しいため、中間段階として政治的終戦宣言をする」と述べた。
終戦宣言に関し、この関係者は「終戦宣言は戦争を終えて敵対関係と対立関係を解消するという、まさに政治的宣言」と説明した。続いて「終戦宣言に中国が必ず主体として含まれる必要があるかは考えてみなければいけない」とし「中国はすでに韓国や米国と修交し、敵対的な関係が解消している」と話した。