戦闘機先端レーダーの国内開発が本格化、韓国型戦闘機に搭載予定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.12 13:34
韓国型戦闘機(KF-X)の開発に必要な核心技術の確保が迫っている。防衛事業庁は11日、KF-X搭載用AESA(多機能能動)レーダーの国内研究開発が可能という結果を得たと明らかにした。KF-Xに搭載するAESAレーダーはトンボの目のように約1000個の小さなレーダーで構成されるが、これを通じて同時に数機の敵の戦闘機と空中・地上・海上の標的を識別して攻撃することができる。最先端戦闘機の「目」と呼ばれる理由だ。
防衛事業庁はこの1年間ほど計4分野・112項目に関する国内(国防科学研究所)試験資料を点検した。また、イスラエルで現地企業(ELTA)が開発した送受信装置を連動させてデモ実験をし、こうした試験の過程を通じて開発能力を最終確認した。これに先立ち1次点検は昨年7月に完了した。当時、防衛事業庁は開発企業ハンファシステム龍仁(ヨンイン)容認研究所でAESAレーダー(立証試製)を公開し、「1次点検で計162の要求項目をすべて満たした」と明らかにした。この事業には2026年までに計3600億ウォン(約360億円)の予算が投入される予定だ。