戦闘機に劣らぬ性能の韓国T-50、東南アジアを越え米国を狙う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.13 09:11
フィリピンのドゥテルテ大統領は就任を控えていた昨年6月愚痴を並べ立てた。フィリピン南部地域のイスラム武装勢力を討伐するにはヘリコプターや輸送機が適しているのにあろうことか戦闘機を投入したという考えからだ。FA-50は韓国航空宇宙産業(KAI)が作った高等訓練機T-50から派生した軽攻撃機だ。しかし今年1月に初めて実戦配備されてからドゥテルテ大統領の態度は180度変わった。FA-50が武装勢力の拠点の空襲に卓越した性能を発揮するためだ。
フィリピン軍のアニョ参謀総長は「FA-50は非常に優れて精密だった。防衛行事だけでなく実戦にも活用できるということを示した」と評価した。ドゥテルテ大統領も4日、フィリピン空軍70周年記念式でFA-50の性能に満足感を示し、追加購入の意思を明らかにした。