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日本・中国が管制権を行使する韓国の空…IATA、事故の危険性を警告

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.27 16:58
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韓国の空なのに中国と日本が管制権を行使している「アカラ-福江回廊(AKARA-FUKUE Corridor)」に対して航空関連世界最大の民間機構である国際航空運送協会(IATA)が昨年11月に危険性を警告した事実が明らかになった。特定地点に3カ国の管制が交差し、有事の際に迅速な対処が難しく事故の危険性が大きいということだ。

27日、国土交通部と航空業界によると、IATAは昨年11月初めにまとめた「アカラ回廊の航路交差現象」に対する報告書で「アカラ航路を含むA593航路とB576/Y711航路、Y722航路が仁川(インチョン)FIR(飛行情報区)内で垂直に交差しているにも関わらず、管制権が1カ所に統一されず韓国と日本に分かれている」と指摘した。

 
中国上海~日本間を行き来するA593航路は1983年に開設され、当時国際民間航空機関(ICAO)の仲裁でA593航路のうち韓国の仁川FIRに含まれた地域の管制権も中国と日本が持っていった。韓国が管制権を持つB576/Y711航路、Y722航路がA593航路と交差する所は日本が管制権を行使する地点だ。この交差点では特定高度を基準として韓国と日本の管制権が分かれている。

このような状況に対してIATAは「航空機が急に下降する非常状況が発生する場合、非常に深刻な問題になり得る」と明らかにした。高度を基準として管制権が分かれる状況で航空機が▼先端高度分割装備の未搭載▼気体欠陥▼衝突防止▼タービュレンス▼操縦士の失敗--などの様々な理由で急激な下降を余儀なくされる場合、管制権が適時に委譲されずに交差してややもすると航空機衝突など大きな事故につながりかねないという意味だ。

同時に、IATAはB576/Y711航路とY722航路で毎年16万9000便の航空機が運航し、A593航路も12万2000便が飛行するなど、83年アカラ航路開設当時に比べると交通量が比べ物にならないほど急激に増えたとした。

IATAは同一地域で様々な管制機構が別に管制をするのはICAOが定めた管制・安全関連規定にも反すると指摘した。IATAは報告書で仁川と中国、上海管制所の間に音声通信の手段がないという点も問題に挙げた。非常状況が発生する場合、迅速な情報交流と議論が難しいためだ。

これに先立って昨年9月、タイ・バンコクで開かれたICAO傘下地域機構会議でも似たような問題が指摘された。当時、この会議では「アカラ航路内でICAOの安全基準がまともに適用されるように韓国や日本、中国、そしてICAOが取り組まなければならない」と意見を一致した。

匿名を要求した国内航空業界関係者は「IATAの報告書は事実上、なぜこのような危険を放置しているかとの批判のようなもの」として「韓国の空で起きている状況であるだけに、韓国政府がより積極的に管制権の委譲など解決策作りに乗り出す必要がある」と話した。

これに対して、国土交通部のユ・ギョンス航空交通課長は「IATAの指摘を承知しており、韓国も問題点を認識している」として「外交的に複雑な事案ではあるが、日本、中国、ICAOなどと協議してどうにか解決策を見出そうとしている」と明らかにした。

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    2018.03.27 16:58
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    仁川空港管制塔を越えて航空機が離陸している。(写真=中央フォト)
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