韓経:【社説】本当の通商戦争はこれからが始まりだ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.27 13:07
韓米自由貿易協定(FTA)改定交渉が大きな枠組みで無難に妥結し幸いだ。全体的に自動車部門で譲歩を多くした代わりに農畜産物市場では米国の追加開放要求を防いだ。合わせて進められた両国間の鉄鋼関税交渉では免税国の地位を得たのに対し輸出量が30%ほど減ることになり当面の損益計算は容易ではない。
議論が少なくなかった韓米FTA改定交渉が早期に終えられたことは意味が大きい。だが今後両国が解決しなければならない難題も少なくない。1月に米国が韓国製洗濯機と太陽光パネルに対し発動したセーフガード(緊急輸入制限措置)が依然として懸案として残っている。折に触れ米国が提起する「為替相場操作国指定」の脅しがいつまた出るかもわからない。防衛費分担のような米国側の要求も結局は通商問題と合わせて進められるだろう。