正恩氏の「核ミサイル試験中断」の意味…開発は終わったから?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.09 14:40
鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長は9日、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が明らかにした非核化の意向をドナルド・トランプ米国大統領に伝えたと明らかにした。今月5日、1泊2日の日程で文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として訪朝して正恩氏に会った鄭氏は、正恩氏がいかなる核・ミサイル実験も自制することを約束したという事実もトランプ大統領に伝えたと付け加えた。非核化の具体的な内容や条件に関してはまだ何も確認されていない。北朝鮮の非核化を米朝対話の前提条件としたトランプ大統領が、5月までに正恩氏と会談すると表明した点を考慮すると、米国も正恩氏の非核化意志をある程度受け入れようとする態度を示したものとみられる。
このように、北朝鮮が韓国と米国に非核化意志を明らかにしたことは、事実上、核開発が終わったためでないかとする見方もある。もしそうなら、果たして北朝鮮の核開発はどこまで来たのだろうか。