GMの韓国撤収宣戦布告「2月までに支援の決定を」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.13 14:55
ゼネラル・モーターズ(GM)が予想より早く高強度の実力行使に出た。13日、韓国GM群山(クンサン)工場の電撃閉鎖決定を下したことに続き、今月末までに事実上支援の有無決定の締め切りまで提示した。支援しない場合、韓国撤収も排除しないことを示唆した。だが、政府は「支援するかどうかを決めるためには、産業銀行が韓国GMを先に実態調査しなければならない」と対抗した。
この日に配布された群山工場閉鎖に関する報道資料で特に注目されたのは、バリー・エングルGM総括副社長兼海外事業部門社長の発言だ。彼は「GMはグローバル新車の割り当てに向けた重要な分かれ目に立たされている。韓国GMの経営正常化に関してGMが次の段階に対する重大な決定を下す2月末までに、利害関係者と持続的な議論を通じて意味のある進展を成し遂げる必要がある」と明らかにした。
現在、GMは韓国政府が資金支援をする場合、20万~30万台の量産が可能な新車生産を韓国GMに割り当てることができるという立場だ。新車の割り当ては韓国GMの経営状況の改善に大きく役立つ可能性がある。グローバル新車の割り当てに向けた重要な分かれ目にあるというのは、この事実をもう一度喚起させる内容だ。