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【グローバルアイ】「#MeToo」できる勇気-日本特有の「空気を読む文化」から考える

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.06 10:56
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「女性が間違っていたわけでもないのにどうして?」

日本有力日刊紙の女性記者Aの話にいきり立った。Aの会社には警察担当記者には女性がほとんどいないという。警察担当は夜にも取材に行かないといけないが、女性記者は性暴行にさらされる危険が高いから排除するということだ。

 
どんなに考えても解決策がおかしい。夜の取材はなにも警察担当だけがするわけではない。また、加害者側を処罰する考えもなく、被害者を業務から外してしまうとは。女性記者はただ女性という理由だけで特定のポジションから排除される差別を受けているのではないか。

「そうだね。私もおかしいと思う。でも、みんな同じように受け入れていた」。

諦観したかのようなAの言葉を聞いた瞬間、「どうして問題提起をしないの」と言おうとしたが、その考えをしばらく引っ込めることになった。日本特有の「空気を読む文化」がここにも働いているに違いない。

日本には集団や群れの中で形成される「空気」を読んでこれに従わなければならないという文化がある。空気が読めなくて「突飛な行動」をした時は、いじめ(集団仲間はずれ)など耐え難い報復が返ってくる。「秩序と安定」を重要視する日本社会では、空気をよく読むことほど重要な徳目はないためだ。評論家の山本七平氏は「空気」について「まことに大きな絶対権を持つ妖怪」であり「抵抗するものを異端として、『抗空気罪』で社会的に葬るほどの力をもつ超能力」としている。

日本では性暴行被害を告白する「#MeToo(ハッシュタグミートゥー)」キャンペーンが展開したが、大きく注目を引きつけることができなかった。30代の作家がインターネットメディアとのインタビューでOL時代の経験談を告白したのが発端となった。師からセクハラを受けたという劇作家、就職活動中に侮辱的発言を浴びせられたという政治論客などが「#MeToo」キャンペーンに次々と合流したが、力のある主流社会まで広がることはなかった。ここでの「空気」は、被害者の告白が変化させるにはあまりにも強力だったためだ。

よく考えてみると、勇気ある告白ができるのもそれを受け入れることができるほどの「空気」が用意されてこそ可能になるという気がした。韓国でソ・ジヒョン検事が以前受けた性暴行被害を今ようやく公開したことも「悪い奴が処罰を受ける」という確信が前よりも強くなったためではないだろうかと思う。同様の理由で、性暴行に寛大な空気を読んで沈黙するAをただ非難することも、闘士になれなどと強く励ますこともできなかった。

ただし、一つはっきりしていることがある。勇気ある告白が出てくるような「空気」を作るために尻込みしてはいけないということ、「そうだね」と言って共感するだけにとどまらず、一緒に力を合わせていくべきだということだ。被害者を卑怯者や日和見主義者として蔑視していては、空気を変えるために何の役にも立たない。

ユン・ソルヨン/東京特派員

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