インテルの25年独走破ったが…サムスン電子、不安な半導体1位(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.08 10:09
サムスン電子が昨年インテルの「25年の牙城」を倒し新たな半導体企業の「王座」に上がったと集計された。だが半導体供給過剰への懸念から昨年のような韓国半導体の「独走」は容易ではないとの警告音も大きくなっている。
市場調査会社ガートナーが7日に発表した集計資料によると、サムスン電子の昨年の半導体売り上げは前年比52.6%成長の612億ドルを記録し、インテルの577億ドルを抜いて1位となった。市場シェアはサムスン電子が14.6%、インテルが13.8%だった。SKハイニックスも79%増加した売り上げ283億ドル(シェア6.3%)で米クアルコムを押さえ初めて3位に上がった。
サムスン電子が1992年から1位の座にあるインテルを抜いたのは今回が初めてだ。これは昨年メモリー半導体価格が急上昇した影響が大きい。ガートナーは昨年メモリー半導体が供給不足に苦しめられて価格が64%上がったと分析した。おかげでメモリー半導体が主力のサムスン電子の売り上げは前年より52.6%、SKハイニックスは79%増えた。これに対しシステム半導体が主力であるインテルの売り上げは前年より6.7%の増加にとどまった。