<平昌五輪>無料チケットが五輪ブームの「空手形」に…平昌「ノーショー」との戦争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.05 14:30
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文在寅大統領が先月19日、2018平昌五輪の開催を控えてソウル-江陵間で運行されるKTX京江線で江陵駅に到着し、ワークショップに参加している平昌ボランティアらと記念写真を撮っている。(写真=中央フォト)
対応策として脆弱階層に向けた団体バスの運行、入場券やソウル~江陵間KTX乗車券の連係割引、参観学生の授業参加認定などが挙げられた。また、プロ野球のチケット再販売アプリのように入場券の中古市場を活性化する案も提示された。この場合、国際オリンピック委員会(IOC)と協議を経なければならない。
スポーツ評論家のチョン・ユンスさんは「大会の幕開けが差し迫っている中で『国家的イベントだから国民が責任感を持たなければならない』と強調するのは限界がある。人間の限界と恐怖に挑戦する冬季スポーツの妙味をきちんと広報し、自ら競技場へ向かうように誘導する必要がある」と指摘した。チョン・ヒジュン教授は「文在寅大統領が五輪に積極的に参加し、K-POP歌手が公演をするのも一つの方法」と話した。それも北朝鮮が参加意思を明らかにしてきた点が大会のブームには青信号として働く見通しだ。