【時視各角】空ばかり眺める平昌オリンピック(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.18 16:59
2年前に突然、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)開会・閉会式の総監督を引き受けたのが禍根だった。宋承桓(ソン・スンファン)監督は最近、後悔してもどうにもならないという。すべて天気のためだ。時々、悪夢を見る。悪夢の内容はいつも同じだ。
「2018年2月9日。平昌冬季オリンピック開会の日だ。心配した通りだった。昨夜降った雪でアルペンシアスタジアムが凍結した。急いで軍将兵を投入して氷を割り、座席の解氷をするが、どうにもならない。3万5000席をどう処理するのか。午後8時の開会式まで12時間しか残っていない。観客は午後6時になると入場してくる。