<平昌五輪>1000キロ走った聖火3回消える…最終点火者はキム・ヨナ?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.21 11:45
2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)まで残り50日となった。平昌オリンピック開幕を100日後に控えた先月1日に仁川(インチョン)空港に到着した聖火も半分のリレー日程を終えた。聖火は残りの期間、慶尚北道(キャンサンブクド)・ソウル・京畿道(キョンギ)・江原道(カンウォン)地域を回り、来年2月9日夜に平昌オリンピックプラザ開幕式場に到着する。
20日には9月にオープンした忠清北道鎮川(ジンチョン)選手村で聖火リレーが行われた。サイクル元韓国代表のチョ・ホソン・ソウル市庁監督(42)は自転車に乗って聖火リレーに参加し、水泳韓国代表のアン・セヒョン(22)はプールで、レスリング韓国代表のキム・ヒョンウ(29)はウェートトレーニング場で聖火リレーをつないだ。プールで平泳ぎと背泳をしながら聖火リレーをしたアン・セヒョンは「すごくおもしろい経験だった」と語った。
平昌五輪の聖火は全国2018キロを回り、南北(韓国・北朝鮮)の人口(約7500万人)を象徴して7500人が聖火リレー走者として参加する。高さ70センチ、重さ1318グラムの聖火を持って走り、次の走者が引き継ぐという形だ。ロボット(大田)の聖火リレーのほか、海底(済州)区間、亀甲船(統営)やKTX(五松)など地域の特色を反映した異色の聖火リレーもあった。キム・デヒョン平昌オリンピック組織委員会文化行事局長は「聖火の性能が良く、50日間で聖火が消えたのはわずか3回だけ。ソチ五輪当時は全体の日程のうち20%も聖火が消えた。国際オリンピック委員会(IOC)の関係者は『エクセレント』と絶賛した」と伝えた。もちろん聖火が消えても大きな問題ではない。聖火を保存している予備ランプでまた火をつけた後、聖火リレーを続ければよい。