大宇造船海洋社長「韓国の造船業の超好況は二度と来ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.11 10:01
韓国の造船産業がまた新たな重大な岐路に立たされている。冷え込んだ造船景気は少しずつ回復しているが業界は来年最悪の「端境期」を控えている。昨年底を打った受注不振の余波が2年後となる来年に反映される見通しのためだ。
2000年代に世界の造船業の最強者で倒産直前まで追いやられながら再建に全力を挙げている大宇(デウ)造船海洋としては、もう一度危険千万な雪解け期の薄氷を過ぎることになる。
大宇造船海洋の鄭聖立(チョン・ソンリプ)社長は最近中央日報記者と会い、「過去のような造船業の超好況は二度とないだろう」と話した。「造船業の好況は中国の高度経済成長のためだったが、すでにその効果は終わった」ということだ。彼は「再来年まで世界の造船業界は規模を縮小する苦しみを味わった後、2020年に市場の需給が合致するだろう」と予想した。