一息ついた現代重・サムスン重、ため息深くなった大宇造船(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.12 10:43
韓国の造船業界が深刻な受注難に直面している中、現代重工業とサムスン重工業が相次いで大型契約の締結に成功して安堵の一息をついた。反面、大宇造船海洋はこれという受注の便りがなく、悲喜が交錯している。
現代重工業グループは、最近、大型コンテナ船4隻とPC船(石油化学製品運搬船)6隻、特殊船2隻など計12隻・13億ドル(約1500億円)規模の船舶受注に成功した。現代重工業グループは今月9日、ソウル鍾路区桂洞(チョンノグ・ケドン)の現代ビルでイラン国営海運会社IRISL(Islamic Republic of Iran Shipping Lines)社と1万4500TEU級(1TEUは20フィートコンテナ1個)大型コンテナ船4隻、4万9000トン級PC船6隻など計10隻の船舶建造契約を締結したと11日、発表した。契約規模は7億ドルだ。コンテナ船は現代重工業が、PC船は現代尾浦(ミポ)造船が建造し、2018年4-6月期から、順次、船主社に引き渡していく計画だ。