米大学生ワームビア氏両親の復讐、ロビイスト雇用し対北朝鮮制裁に圧力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.06 11:26
北朝鮮から昏睡状態で帰国後に死亡した米国の大学生オットー・ワームビア氏の両親が報復に乗り出した。米議会専門紙ザ・ヒルはワームビア氏の両親がロビイストを雇用して米国政府に対北朝鮮制裁法を通過させるよう圧力を加えたと4日に報道した。
ワームビア氏の両親は先月10日にワシントンDCのロビー会社マグワイアウッズコンサルティングを雇用し米政府の追加対北朝鮮経済制裁とテロ支援国再指定を模索してほしいと依頼した。ロビーの直接的結果なのかは確認できないがトランプ政権はそれから10日後の20日に北朝鮮をテロ支援国に再指定した。2008年にジョージ・W・ブッシュ政権がテロ支援国から解除して以来約10年ぶりだ。北朝鮮は大韓航空機爆破事件で1988年にテロ支援国に指定され、2008年のブッシュ政権当時に核検証に合意し解除された。