5G・AR・AI…平昌五輪は世界最大ICT祭り
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.30 14:06
2018年2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に出場するため韓国に来た次世代「フィギュア妖精」エフゲニア・メドベデワさん(18、女性、ロシア)。仁川(インチョン)国際空港に到着すると、スマートフォンを開いた。大会組織委員会の説明に従って道案内アプリケーション「ARウェイズ」を実行させた。すると空港から出る複雑な道と江原道(カンウォンド)内の3つのKTX駅舎(江陵・珍富・平昌駅)へ行くのに必要な情報が拡張現実(AR)で一目で入ってくる。
宿舎に向かうメドベデワさんの前に「5Gバス」が停車する。4G(LTE)よりダウンロード速度が20倍(20Gbps、1秒あたりギガビット)も速いこのバスの中では映画1本があっという間にスマートフォンに保存される。韓国人のファンが近づいて「江原道へようこそ。おいしいマッククス(蕎麦冷麺)を楽しんで行ってください」と話すと、国内技術で開発された公式通訳・翻訳ソフトウェア「ジニートーク」(genie talk、8カ国語通訳・翻訳)がロシア語に正確に通訳する。