正恩氏、ミサイル発射を1カ月中断…「顔色伺い」か「中休み」か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.16 15:27
(2)米国の顔色伺い?
北朝鮮の6回目の核実験(先月3日)とそれに続くミサイル発射に対応して、米軍は先月23日に戦略爆撃「B-1B」を単独で北朝鮮元山沖の公海に飛ばした。続いて最近に入って原子力潜水艦や「ロナルド・レーガン」空母船団を派遣して韓米合同軍事演習を実施する予定だ。何よりも、トランプ米国大統領が「嵐の前の静けさ」「北朝鮮にはたった一つのことだけが効果がある」などと言及して軍事的オプションの使用を思わせるような立場を持続的に明らかにしている。西江(ソガン)大学政治外交学科のキム・ヨンス教授は「北朝鮮の動きを見れば、無条件に挑発の強度を高めて危機を高めるというよりも、危機をコントロールしているとみられる」とし「米国の軍事的行動の可能性が高い状況で、攻撃の名分を与えまいとする意図」と分析した。最近、米軍戦略武器が韓半島(朝鮮半島)に集結しているが、これが北朝鮮の追加挑発を抑制する効果があるということだ。