日本メディア「北、偵察総局長に張吉成氏就任…挑発の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.13 17:07
北朝鮮の対南・海外工作を主導する偵察総局の責任者に党中央軍事委員として選出された張吉成(チャンギルソン)氏が就任したと見られると13日、東京新聞が対北朝鮮消息筋を引用して報じた。この新聞は「張吉成氏が金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の信任を得るためにサイバー攻撃など挑発を起こす可能性が北朝鮮情報筋の間から出ている」とし「偵察総局長は強硬派が主に引き受けているポストで、前任の金英徹(キム・ヨンチョル)氏も強硬派だった」と伝えた。
張吉成氏は1947年生まれで84年に偵察総局の前身である人民武力部偵察局七部副部長、93年同局七処長を歴任するなど工作機関生え抜きとされる。ことし労働党中央委員会全員会議で党中央委員候補と党軍事委員に同時に選出されて急浮上した。東京新聞は、張吉成氏が党中央委全体会議開催前の9月以前に偵察総局長に任命されたと、北朝鮮関係者を引用して報じた。