米最新鋭戦闘機F-35が日本に…北朝鮮・中国にらんで初の海外配備
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.20 08:02
米国が18日、戦略武器F-35ステルス戦闘機2機を山口県の米軍岩国基地に配備した。米海兵隊の最新鋭戦闘機F-35が米国以外の地域に配備されたのは初めて。時事通信は「日本へのF-35配備は、挑発を繰り返す北朝鮮や東・ 南シナ海で軍事活動を活発化させる中国をにらんだ米軍のアジア重視戦略の一環」と伝えた。
日本メディアによると、2機のF-35が9日(現地時間)に米アリゾナ基地を出発した後、アラスカ基地を経由し、18日に岩国基地に到着した。この機種は垂直離着陸が可能なF-35Bで、ステルス機能のほか弾道ミサイル発射を探知できる高性能レーダーを搭載している。
米国は今月中に計10機のF-35を岩国に配備し、8月に6機を追加で投入する予定という。F-35は従来のFA-18戦闘機・AV-8ハリアー垂直離着陸と入れ替えられ、今年秋には長崎県佐世保基地に配備される強襲揚陸艦「ワスプ」の艦載機としても運用される見通しだ。沖縄でも飛行訓練をし、東京近隣の横田基地にも飛行すると予想される。