B-1B、夜中に東海出撃…NLL越えて北朝鮮沖で武力示威
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.25 08:58
23日夜(日本時間)米グアム基地のB-1B戦略爆撃機が在日米空軍F-15Cとともに東海(トンヘ、日本名・日本海)の北方限界線(NLL)を越え、韓国防空識別区域(KADIZ)最北端隣接地域まで出撃した。
米国防総省のホワイト報道官はこの日の声明で「21世紀に入ってどの戦闘機・爆撃機よりも非武装地帯(DMZ)を越えて最も北側を飛行した」と紹介した。これは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長を狙った前例のない武力示威と見ることができる。
飛行はトランプ大統領が「リトルロケットマンが四方にミサイルを撃つのを放っておかない」と警告した後に行われた。北朝鮮の李容浩(イ・ヨンホ)外相の23日午後(現地時間)の米ニューヨーク国連総会演説をわずか3、4時間後に控えた時点だった。今回のB-1B飛行は最近まであった韓日空軍との合同訓練とは異なり米軍単独作戦を行った点、米国防総省がワシントンから直接飛行事実を公開したという点で異例だ。