仁川小学生殺害、主犯に法定最高２０年刑…共犯は無期懲役＝韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.23 12:41
仁川（インチョン）小学生（殺害当時８歳）殺人事件の主犯、共犯として起訴された１０代の２人（女）に対し、裁判所が満１８歳未満の未成年者に適用できる法定刑の最高限度を宣告した。
仁川地裁２２日、特定犯罪加重処罰法上の未成年者略取・誘引後殺人及び死体損壊・遺棄罪で起訴された主犯Ｋ（１７）に懲役２０年を、殺人と死体遺棄容疑で起訴されたＰ（１８）に無期懲役をそれぞれ言い渡した。また３０年間の位置追跡電子装置（電子足輪）付着を命じた。異例にも検察の求刑をそのまま受け入れた。
裁判所は「被告の犯行で被害者は残酷に生涯を終えた。被告が心神微弱など弁解で一貫し、反省しているのか疑問」と伝えた。
仁川地裁の関係者は「主犯Ｋに対しては現行法律で最大限度刑の２０年を、共犯のＰは実行行為に加担していないが犯行の残酷性と事案の重大さなどを考慮して無期懲役刑の重刑を言い渡した」と説明した。