市民権がなくて追放された米国養子縁組…韓国で路頭に迷う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.17 16:38
「仁川(インチョン)空港に到着した後、そのまま汝矣島(ヨイド)に行って2週間程度、道で寝泊まりしました。私が唯一知っている韓国地名が汝矣島でした」。ソウル・イテウォンで会ったハン・ホギュ(46、米国名モンテ・ハインズ)氏が話した。彼は1978年、米国に養子縁組されたが2009年に追放された。米国市民権を持っていない状態で犯罪を犯して処罰を受けた後、永住資格が剥奪されたためだ。
彼は現在、イテウォンのあるレストランで働いている。彼は韓国語がほぼ分からない。家賃35万ウォン(約3万5000円)の考試院(受験生向け賃貸部屋)で寝泊まりしている。