<チャイナインサイト>中国の「一帯一路」、韓国には絵に描いた餅なのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.19 11:01
中国の習近平国家主席の発展戦略について話す場合「一帯一路」は欠かせない。2013年に提起されたこの戦略は、中国の西進を催促し、中国の命運はもちろん、これに加わる国々の運命も左右する見通しだ。中国が投入する莫大な資金を通じて世界の経済状況が変わる可能性があるからだ。多くの国が参加を希望する。しかし中国の東側に位置する韓国ではその効果があまり感じられない。絵に描いた餅なのだろうか。
2013年、北東アジア国家が似た対外政策を出した。韓国の「ユーラシア・イニシアチブ」、中国の「一帯一路」、ロシアの「新東方政策」がそれだ。モンゴルの「草原の道」まで含めれば“四つ子”となる。このうち「一帯一路」は他の3つとは次元が違う。白紙に描いた絵ではなく従来の活動を集めたバスケットであるからだ。2000年以降、世界各地で活発に行われてきた中国企業の海外進出がすべてこの一帯一路の名のもとに入る。