【社説】北核危機の中、韓米首脳間で不協和音とはどういうことか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.05 08:11
6回目の核実験で北核危機が最高潮に達しているる中、いつも以上に緊密な韓米共助が切実だ。特に、両国を導くべき文在寅(ムン・ジェイン)-ドナルド・トランプ大統領の間に厚い信頼と同時に円滑な疎通が行われるべきであることは言うまでもない。だが、最近の両氏の発言や反応などを見ると、2人の間に不信が芽生えて亀裂が深まっているようで不安なことこの上ない。
トランプ大統領は6回目の核実験直後の3日(現地時間)、自身のツイッターに「私が韓国に述べてきたように、韓国は北朝鮮に対する融和的発言が効果がないであろうことに気づきつつある」と書き込んだ。あわせて「北朝鮮はたった一つのことしか理解できない」と付け加えた。対話を通した北核問題の解決という文在寅政府の北朝鮮戦略を遠慮なく非難したものといえる。