韓国ビッグ4大使のうち3人が非外交官…駐露大使には禹潤根氏が濃厚
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.31 09:09
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が30日、米国・中国・日本・ロシアなど韓半島(朝鮮半島)周辺4強国のうち3カ国の大使に非外交官を指名した。<中央日報8月30日付『韓国政府の初代駐米大使に趙潤済、駐日大使に李洙勲氏が内定』記事>
駐米国大使には、大統領選挙のシンクタンク「政策空間 国民成長」の所長を務めた趙潤済(チョ・ユンジェ)KAIST金融専門大学院招聘教授(65)を内定した。趙氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府時代、大統領経済補佐官を経験した主流経済学者だ。2005~2008年は駐英大使、文大統領就任以降は欧州連合(EU)・ドイツ特使を歴任した。文大統領は高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備問題で関係が冷え込んでいる駐中大使に、核心側近の盧英敏(ノ・ヨンミン)氏(60)を起用した。忠清北道清州(チュンチョンブクド・チョンジュ)出身の3選重鎮議員で、大統領選挙時には中央選対本部共同組織本部長を務めた。