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【中央時評】今こそ正直になる時が来た=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.05 14:52
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特に、現在の長官候補は太公望のような人間ではない。家族の世話もせず、釣りをしながら座っていたところ、突然、賢者を求めて土地から土地を巡っていた周の文王に見出され、宰相に抜擢される、そのような神話はこれ以上存在しない。既成世代は子どものころから立身出世して不憫な家族を世話しなければならないという切迫感で勉強し、努力して各種試験や競争に打ち勝ってきた戦士たちだ。この戦士たちはもともと他の人々よりも欲も強く、負けず嫌いで能力も高いため、何をすれば勝てるのか、よく心得ている人々だ。ところが聴聞会が導入される前に、韓国社会がこの戦士に教えた戦いのルールは今のルールとは違った。そのため、彼らは学んだ通りに競争し、今、彼らのうち競争で勝ち残った者が聴聞会場に座っているのだ。

だからといって、決して現在問題になっている長官候補の過ちを理解したり保護したりしようとするのではない。もう少しはっきりと選択する時が来たということだ。そのような競争を打ち勝ってきた戦士たちのうち、今の聴聞会の基準を通過できる人がどれくらいいるだろうか。もし、その数が主要職を充足するほどでないなら、果たしてどうするべきか。その現実を青瓦台(チョンワデ、大統領府)は知っているだろう。特に、今回の政権は相対的にクリーンだと自ら主張しているため、彼らの周辺を見回してみると、韓国の現実がそっくりそのまま見えるだろう。

 
選挙公約で5大不正排除をまるで実現するかのように叫び、今は「十分に検証する時間がない」と弁解するのは困る。では時間をより多く取ればそれでいいのか。それなら時間を設けて他の人を探してみよと国会が聴聞報告書を拒否しても、無視する理由は何か。今回だけ見逃せば、第2次内閣の長官人事では5大不正のない人事だけですべて充足すると約束できるのか。そのような人材がいないと明らかにすれば、自分たちも過去の政権と似てくるから認めたくないのか。でなければ、未来に別の政権の聴聞会で自分たちもうまく乗り切らなくてはならないから、今はごまかしてぐずぐずしているのか。総合的に判断すればやはり「私だけは許される」のか。

公約も文在寅(ムン・ジェイン)大統領が掲げ、その公約を破るのも大統領がしている。今こそ正直になる時が来た。今すぐに大統領自ら、私たちの現実をありのまま国民に知らせ、私たちの過去・現在・未来に対する社会的合意を引き出さなければならない。

ホ・テギュン/高麗(コリョ)大心理学科教授


【中央時評】今こそ正直になる時が来た=韓国(1)

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