韓経:一日の仮想通貨取引1兆ウォンの韓国…ハッキング・フィッシング事故も最多
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.04 13:01
慶尚北道浦項(ポハン)に住む仮想通貨投資家Kさん(46)は先月17日、ある女性から電話を受けた。この女性は仮想通貨取引所「BITHUMB」顧客センターだと伝え、ワンタイムパスワード(OTP)を要求した。しばらくしてKさんは怪しいと感じ、すぐに電話を切った。数時間後にBITHUMBに接続してみると、預金が1833万ウォン(約180万円)から450万ウォンに減っていた。すぐに顧客センターに電話したところ、いま誰かが(偽造された)身分証を持って撮った顔写真をメールで送り、パスワードを変更してOTP使用を解除した後、仮想通貨を買ってどこかに送金したという話を聞いた。
このようにビットコインやイーサリアムなど仮想通貨投資家を対象にした詐欺や犯罪が最近急増している。金融当局など政府がいかなる措置も取らない点を利用し、ボイスフィッシング、ハッキング、情報流出などの事故が頻発している。
◆韓国、取引規模最大…事故も最多