自衛隊、韓半島有事に米軍保護名目で介入の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.03 07:57
韓半島(朝鮮半島)に緊張が続く中、日本の自衛隊は1日、画期的な動きを見せた。2015年に国会を通過した安全保障関連法(2016年3月施行)に基づき、米軍補給艦防護のために海上自衛隊の軽空母「いずも」(1万9500トン級、ヘリコプター14機搭載可能)を出動させたのだ。第2次世界大戦敗戦国の日本が戦勝国の米軍の防護をするのは初めての軍事作戦となる。日本政府が戦時でない状況で自衛隊に武器など防護任務を付与したのも初めてだ。
今回の作戦は千葉県房総半島の南側の海上であった。読売新聞は「(今回の作戦は)日米同盟の強い連携を誇示して北朝鮮の核・ミサイルを抑止し、軍事的な緊張を起こす中国を牽制する狙いがある」と評価した。今後、米中の戦略的利益が衝突する南シナ海で似た作戦を実施する可能性も提起されている。海上自衛隊は3つの状況、すなわち▼日米連合訓練▼米海軍イージス艦の弾道ミサイル警戒など情報収集・警戒監視▼日本の平和・安全を脅かす「重要事態」での米軍の輸送・補給--などに関連して任務を遂行することができる。北朝鮮の弾道ミサイル発射や韓半島有事には自衛隊が米軍防護を名目に積極的に介入できるということだ。