<韓国大統領選>支持率の高い両候補のバブル論争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.07 10:29
最近、安哲秀(アン・チョルス)「国民の党」候補の支持率が急上昇し、政界では「支持率バブル」論争が巻き起こっている。「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補陣営の特別補佐官(特補)団長である閔丙ドゥ(ミン・ビョンドゥ)議員が安候補の支持率を「ビールの泡のようなもの」と主張したからだ。閔議員は6日、ラジオ番組で「ビールを早く注ぐと、泡が溢れ出すように(安候補の支持率にも)相当なバブルがある」として「シャイ保守(保守傾向の隠れている票)が実際に投票をするか、それが得票率につながるかは別の問題」と述べた。閔議員は安候補の支持層の場合、忠誠度が低くて選挙当日に必ず投票するという保障がないため、結果的に安候補の高い支持率はバブルだと主張したわけだ。
これに対して国民の党の金永煥(キム・ヨンファン)最高委員は「民主党が現在の民心と世論をあまりにも安易にとらえている」として「文候補の支持率こそバブル」と応酬した。金最高委員は「覇権主義的候補の執権を警戒して国民の統合を念願する大邱(テグ)・慶北(キョンブク)など保守有権者の意志を民主党がバブル論で貶めている」として「安候補の支持層が棄権することを願う下心を露わにした発想」と主張した。