韓経:【コラム】トランプ大統領の「脱ドル」政策…なぜ韓国が最大被害?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.20 14:37
最近、国際金融市場では米国が「強いドル」を放棄(脱ドル政策と呼ばれたりもする)したのではという見方が出ている。トランプ大統領は「強いドル」より「弱いドル」が国益になると言及した。中国、日本、ドイツなど主要貿易相手国に対しても「為替操作」の可能性を提起した。
1944年の国際通貨基金(IMF)創設後、米ドルを基軸通貨とするブレトンウッズ体制が続く過程で何度か峠(1971年のニクソン大統領の金兌換停止、1976年のキングストン会談後の変動相場制導入など)があったが、強いドル政策は維持された。各国間の為替レートを安定させて国際貿易の増進にも寄与した。